バド・パウエルの流れを汲み、50年代に登場したピアニスト。地味な演奏の中に、良質の雰囲気で、じっくりと味あわせるセンスのよいタッチと音楽性を持ち、スマートにスウィングするピアニスト、デューク・ピアソン。

彼は、作曲、編曲、又プロデューサーとしても後期ブルーノートにおいて活躍をし、優れた作品を世に送り出した、多彩な才能の持ち主である。

1932年8月17日、ジョージア州アトランタに生まれたピアソンは、6才の頃よりピアニストである母親からピアノの手ほどきを受け、一頃トランペットへ興味を持ち吹いていたのであるが、1953〜54年、軍隊で知り合ったウイントン・ケリーやフィニアス・ニューボーン等の影響を受け、除隊後はピアノで身を立てる決心をした。
1959年ニューヨークへ進出。その年の秋、ドナルド・バードのバンドに籍を置くこととなり、この年吹き込みをした「Fuego」(BLP-4026)がピアソンにとってのデビュー盤となる。
初リーダーアルバムは、1959年10月29日「Profile」であるが、その後1959年12月6日「Tender Feelin's」、1964年「Wahoo」、1965年「Sweet Honey Bee」、1966年「The Right Touch」、1968年「Introducing Duke」等々記録している。 70年代に入り、カーメン・マクレエやジョー・ウイリアムスの伴奏の仕事、アトランタの大学において音楽を教えていたのであるが、健康を害し、1980年8月4日48歳で不帰の人となった。

 

リーダーアルバム

「Profile/Duke Pearson」 BLP-4022
「Tender Feelin's/Duke Pearson」 BLP-4035
「Wahoo/Duke Pearson」 BLP-4191
「Sweet Honey Bee/Duke Pearson」 BLP-4252
 等々

 

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