![]() |
驚異的なテクニックとドライブ感にあふれた、力強いプレイに魅了されるピアニスト、オスカー・ピーターソンはスケールの大きい一匹狼的なピアニストである。 1925年8月15日、カナダのモントリオールに生まれたピーターソンは、6才でピアニストとしてデビュ、14才でコンテスト優勝、16才でラジオ局と契約をした程の才能の持ち主であり、1940年代後半において、カナダのジャズピアニストとして活躍していた。 1949年、ノーマン・グランツの強引な誘いを受け JATP に参加する事により、アメリカジャズ界へのデビューとなるが、翌年9月ニューヨークのカーネギーホールで開いたコンサートにおいて一挙に名声を獲得し、以降国際的な地位と音楽的な業績をもたらしたピアニストである。又、天性の唄声は、渋くせつなく心をとらえてやまない。
|
リーダーアルバム |
「ROMANCE/OSCAR PETERSON」1953年5月録音 (Verve) |
「ジャズの話」のTOPへもどる |