冬の日本海は波が荒く、日本海独特の波長の短い波に強い西風の影響を受け、海岸線一帯におそいかかる時、低く厚い灰色の雲と強い西風、そして雪。冬の日本海は灰色の世界へと変貌する。こんな厳冬の中に有っても、岩陰に身を潜め、じっと当たりを待つ釣人達の姿が、男鹿半島一帯で見受けられます。 黒鯛は、忍耐と繊細さを要求される釣りとして釣師達の熱き情熱と闘志をかきたてる対象魚の一つですが、ここ男鹿半島一帯は絶好のポイントとして近県にも知れ渡り、週末ともなると県内はもちろん、県外ナンバーの車が、半島一帯に集結をする時期です。一夜を明かし、夜明け前におのおののポイントへと向かう様は、灰色の世界に情念の光を発するホタル火の様に半島一帯に乱舞します。心有る釣人の皆様、一度挑戦してみてはいかがですか?
 
「秋田釣り歳時記」のTOPへもどる