深まりゆく秋、秋田はこれからが四季を通じ最も色彩が鮮やかで、色とりどりの輝きを感じられる美しい季節となります。

  八幡平、十和田湖、田沢湖・・・移りゆく自然は人々を引き付け、たくさんの人が山へ湖へと訪れます。

 海も又、豊かな恵みにあふれ、様々な魚達が釣人を海へと誘う時節となります。

 男鹿半島門前沖、鯛、平目、ワラサ、カンパチ等、時折釣り船の間から歓声が上がり、満面に笑みを浮かべた釣人の顔がよく見受けられるようになります。

 平目釣りは、市販されている仕掛けに、小アジの生き餌を付け、竿先に注意を払い当たりを待ちます。最初小刻みに竿先が振れ始めます。これは平目が小アジの生き餌に寄ってきて、小アジがパニックになっている状態で、その後2度3度と竿先が絞り込まれます。平目は早合わせは禁物、十分に喰わせ、そして合わせます。取り込みの際には注意を払い、時に船べり近くであばれ、バラす事があり、慎重に寄せてタモを使い引き上げる事がかんじんです。

 ワラサ釣りは、大型のサビキ(ワラサ、ブリ用)仕掛けを使い、イカの切り身、小アジの生き餌、ビニールベイトを状況に合わせ選択し使います。魚探でその日の棚へ仕掛けを落とし、竿を上下に振り誘いますが、当たりは向こう合わせで、回遊魚特有の力強い走りと強烈な引きに、30 ポンドクラスの竿では半月状になり海へ引き込まれる程で、釣人の技術が要求されます。時折14号のハリスを切る程の大物が来る時も有り、常に糸を張りドラックの操作と竿さばきが必要。絶対に無理な巻き取りは禁物です。

  一瞬の気のゆるみは、姿を見ぬ大物の感触だけを残し、無念の思いを残すことになりかねません。予期せぬ大物に出逢える男鹿半島門前沖。

 これからがチャンス、トライしようぜ!!

 
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