敬愛する釣り迷人より、久し振りに原稿が送られてきました。お互いに釣り行は、じっと我慢の寒い冬です。

―― 以下、釣り迷人より ――

もうすぐ立春を迎えるこの時期とはいえ、秋田の冬は毎日毎日鉛色の空で、雪が降り続く一面の銀世界です。
このような冬期間、雲間から青空が覗いたときは心の中も晴れる様な気がして浮かれてきます。じっと我慢して寒い冬をやり過ごす・・・、こんな気持ちは東北に住んでないとわからないかもしれません。
雪が溶けて草や木が緑になり空が青くなり海の色も青くなり、そんな日を夢に見て毎年の事ながら頑張っています。

お店の料理の献立も寒鱈、寒黒、槍イカ、サヨリと冬の魚が一番美味しい時期です。鍋を囲んで暖まりながら一杯が最高ですが、窓を開け寒空を見るとまだ釣りの事はとても考えられない状況です。
船釣りは例年だと4月の初旬のアイナメからで、これからがまだ長い待ちの日が続きます。

この間、僕の友だちが釣った黒鯛を持参して宴会をやりました。
男鹿の磯の黒鯛釣大会で、30人の参加で釣れたのは50センチの黒鯛一匹だったそうです。その一匹で5人の宴会を頼まれました。
この時期の黒鯛は油がのった最高の身で、刺身、寿司、吸物、頭の骨酒、鱗の空揚げ、と板前としてできるかぎりの種類を作って出したら、大変喜こんでくれました。中でも美味かったのはにぎり寿司で、ほんとうに今が旬と言う感じでした。

今年の釣りの抱負として、いつも日帰りなのでたまには泊まりがけで青森の深浦あたりに釣りに行かないかとの誘いがあり、みんなに相談したところ大賛成となった次第で、今から楽しみにしているところです。予定はおそらく5月の連休頃だと思います。
ただ僕は一つの心配があります。友達はみんな大酒飲みなので夜の宴会で盛り上がるのは結構だけれども、はたして朝釣ができるだろうかということです。この辺は友人達の良識に頼るほかすべはありません。
ちなみに僕はあんまり飲めません。

この欄を見て参加したい人がいましたら連絡してください。
もし予定が取れるようでしたら参加してみませんか。

―― 以上 ――

●宮城屋蒲鉾店店主のおすすめ

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