7月8日(日)、天気晴朗にして波穏やか。
決戦の日を迎え、意気ようようと道川へ向かう。昨夜は入念に仕掛けを整え戦略も練り準備万端、そして当日は気力、体力益々充実した中、PM12:35道川へ到着。

  敵はすでに準備も済ませ乗船していた。どことなく心に期する思いが伝わってくるものの、多少こわばった笑顔を見せていた。(この時点で私が一歩リード)
5人の面々も揃い、早々に出港、一路大鯛の待つポイントへと急行。思いは糸鳴りさせる大鯛との再会に胸も高鳴り、テンションも上々。
PM 1:23、竿一投目の仕掛けを流し勝負が開始されました。遊びの世界は人の本性が見えてくるもので、軽口の飛び交うさまは熾烈そのもの、瞳の奥はバトルの炎が燃えさかる燃えさかる〜。

 時間が過ぎる中で誰一人として当たりが無い。元気付けのつもりの酒も残り少なくなり、焦燥の思いが増してくる。最後の一本を飲み干し当たりを待つものの、竿先が無表情のままに過ぎていく。(鯛だってたまの日曜日にはどこかへ遊びに出掛ける事だって有るだろう)
今日は決着の付かぬまま、しかも5人全員がぼうずで下船か?・・・・・ 結局、勝負のつかぬまま、リベンジは又の機会でと約束をかわす事と成りました。

 店主の再起できぬ程に気落ちした顔を見ながら酒を飲むつらさから解放された今、なぜか心穏やかです。屈託のない笑顔です。

 

 
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