電気釣りの醍醐味は、予期せぬ大物を招く意外性に有る。
6月12日、PM5:30、松ヶ崎より出港、今年初の電気釣りに6人の面々が乗り込みました。
当日は風も穏やかで、べたなぎの中、一路本命ヒラメのポイントへと向かい、約30分ほど北上の後、水深25mヒラメのポイントにアンカーを下ろし早々準備に取りかかる事となりました。

 まずは各自餌用の小アジを生き餌にと、サビキ仕掛けを下ろしたのですが、不本意にも釣れるアジは一同大型ばかりで、いくらどん欲なヒラメでさえかなり荷が重すぎる大きさばかりなのです。大は小を兼ねるとはちょっと言えないまま、大アジを生き餌に、本命ヒラメへの挑戦が始まりました。

 PM7:48、へ先へ陣取りをしていた一人の竿に当たりがきました。3度4度と喰いに合わせ竿先が上下しています。その後いっきに(3.5mの中通しの)竿が弓なりとなり、竿半分が海中へと引き込まれる有様。一同あ然、目もくぎ付けと成り、早々にそばの釣り仲間は仕掛けを巻き上げ、幸運な彼の為にエールを送ります。当人はファイとする魚に合わせ、竿さばきはいたって冷静。釣り慣れた経験と技量を感じさせます。

 次第に魚影が見てとれる深さまで巻き上げるころ、船上は一同緊迫した静けさの中で、タモを手に取り込む瞬間を待ちます。
ブリだ〜!!光の中で、甲板の上でブリがおどっています。船上はいっきに盛り上がり、私も燃えました。
自分の竿先を凝視すること5分間、ついに来ました〜私にも!!
本日の釣果、大アジ多数。ブリ1本。本命のヒラメは当たりはあれどお目もじかなわずPM11:00下船、次回への挑戦となりました。

 予期せぬ大物を招く電気釣り。光は限りなく船上で海中で輝き、あやしく光る。
夜の巷のネオンのように・・・。

 

 
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