春先の輝きは海面いっぱいに乱舞して、まぶしい程です。
軽やかなエンジンの音、振動、船のピッチング・・・何もかもがなつかしい。冷たい風さえ妙に心地良く、待ちに待った釣りシーズンの到来を実感します。

 今日のポイントは向瀬、かなり遅めの出港です。本来は夜明け前に出港し、朝まずめをねらう方がベストなのですが、年々沖の深海釣りは少々荷が重く感じられるようになりました。(まだ若いのに?)
AM8:10予定通り向瀬に到着。早々に魚探のスイッチを入れると、140m彼方の海底の様子が画像に映し出され、所々に小さななぶらの反応も見えています。やおらロッドに電動リールを取り付けて、キーパーにセット、15本の針にイカの切り身を付け仕掛けを整えスタンバイOK!次第にテンションも上がってきて準備OKです。

 タテ釣りは船を風上に向けてゆっくり移動しながら《刻々と映し出される海底は起伏に富み、次第に大きく赤色に表示されたなぶらが見えます。チャンス〜》仕掛けが海底まで下りる時間と潮の流れを計算し、うまく群れの真下に仕掛けが下りるよう船を廻す事が出来さえすれば(これが真にむずかしい)紅色のメバル達が鈴なりとなって釣り上がり、おいしい世界をたんのうする事と成りますが、読みは如何かな?

 竿先が小躍りしています。きました〜今年初のメバルちゃん達が・・・。

 時には日常の煩雑さの中から抜け出して、大きな海原の中に自分を置く事。なにものにも替えがたいものです。
 海へ行こう。

 
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