北国ならではの風物に、ワカサギ釣りが有ります。
2月が最適のシーズンで、秋田市内より北へ車で30分程走ったところに有る八郎潟の残存湖は、防寒具に身を包んだ愛好家達が、厚くはった氷上にまるい穴を開け、釣り糸を垂れている姿がここかしこに見受けられます。

 心得の有る釣り人は、風よけのテントを張り、暖房具を持ちこみ、釣り上げたワカサギを天ぷらに、熱燗片手に楽しんでいる本格派も見受けられます。また、家族づれも多く、手軽さが子供たちにも受け入れやすいのでしょう。寒さをこらえて群れの回遊を待つという、多少の我慢が必要ですが、群れに当たって大釣りをする時も有り、釣りは何時も忍耐と運がつきもの。(東北人のねばり強さのルーツはここに有り?)

 ワカサギのかすかな魚信が、春を呼んでいます・・・。

 
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